株式会社たいらやは、安全、安心、健康をモットーに、地産地消の姿勢を貫くと共に、全国に先駆け全店舗100%生ごみのリサイクルを実現するなど、環境問題にも積極的。真岡店は、たいらやの基本スタイル、食生活を豊かにするライフスタイルアソートメント型スーパーを踏襲しながら、ひとつ上のグレードを狙った商品を日常的に揃えるプライムマートの形態としては3店舗目となります。真岡市は人口約83,000人、比較的若い世帯が多い構成。真岡店周辺には、スーパーマーケットが多数あり、すでに飽和状態。「基本的には、市の中心部寄りはすべてディスカウントです。イオンさんも社名も業態も変更して、ザ・ビッグになっていますから完全なディスカウントタイプです。また、線路を挟んで横に2企業あるんですが両方ともディスカウントタイプなので、逆にうちとの住み分けができているのではないかと思います」(深水店長)
たいらやの社是は“正しい商売”と、いたってシンプル。深水店長にとっての“正しい商売”とは、お客様に対して信頼感を損なわない商売であり、商品を買ったときに、接客などのサービスを含めて、お客様も得をしたと思える商売だと伺いました。また、この4月で1周年を迎える真岡店は、もうすでに新店ではないという意識が必要とも。「従業員にも話しているんですが、去年で“新店”は終わりにしようということ。新店だからと、省いてきた基本を徹底しようと思います。例えば、接客、挨拶などもさらに良くします。基本に勝るものはなし、ですね。さらにお客様に向き合った商売をして、地元に愛される店になることが目標です。常に信用のおける商品を扱い、買い物に来て楽しめるお店にしたいと思っています」
バルーンアートができる店長は、それを従業員に教えて先着順でお子様に好きな動物の風船を作ってあげるイベントや、綿あめを作ってプレゼントするなどのエンターテイメントを続けていきたいとのこと。実はこの真岡店、開店準備段階で震度6の地震に見舞われ、店舗の天井の一部が落ちました。当時、店長自ら近隣の方々に水を配って歩いたそうです。現在、店舗は売り上げ目標をクリアして順調に推移。店長の人柄が確実にお客様の信頼を呼び寄せているようです。