―滝川西店はどんなお店でしょうか。
店長として店舗運営を推進する上で、滝川西店のテーマとして3つのS、

◎Standardization(標準化)
◎Simplification(単純化)
◎Specialization(差別化)

を設定し「3S主義」と呼んでいます。当店はオープンから12年が経過。社歴の長いパート社員が多く在籍する反面、社員の平均年齢は24歳と非常に若いお店です。近年では新規競合も目立ち競争は激化。滝川市内にドラッグストアーは7店舗、またスーパーマーケットやコンビニも増加しています。そんな中で全員が力を合わせ、商環境の変化や会社の新しい試みや進化に、ベテランの経験と若手社員の新鮮な感覚を持って対応し、その成果を地域に還元していきたいと考えています。まずはサツドラの一員として滝川西店のスタンダード(基準)を全員が共有し、新しいことへのチャレンジ。しっかりした基準があれば、変化にも迅速に対応できます。サツドラを愛用してくださっているお客様にも、昔ながらの薬局という側面だけではなく、新しい商品構成とカウンセリングをはじめとする様々なサービスで、進化したドラッグストアーを体感していただき、新しいお買い物の形を楽しんでいただけたらと考えています。
―次は単純化ということですが。
ひとりでも多くのお客様に最高のサービスを提供するため、私たちはルーチン業務をいかに効率よく行うかを意識して行動しています。効率化によって生まれた時間、サービスなどは、接客の向上や、サービスの還元などに活かすことができます。より良い店づくりのために、効率化=単純化はとても重要なファクター。その上で欠かせないのが、実際に業務を行う社員・パート社員の意見です。小さな意見や疑問にヒントがあることも多く、店長対従業員の個別ミーティングの時間は可能な限り多く、週に1~3回はとるようにしています。EZOCAのような新サービスや、POS4Uのようなハード面での新しい試みも、まずは従業員がいかに早く使いこなせるか、より良い方法を全員で考えてきました。作業量が増えることを「負担」と考えず、新しいサービスを提供できる「チャンス」と捉えて、従業員全14名一致団結して取り組んでいます。
―3番目は差別化ですね。
そうです。地域のお客様に向き合える店作りを目指しています。国内では高齢化が加速し、滝川にも多くのご年配のお客様がいらっしゃいます。特に、高齢者の方はカウンセリングや、お得な情報、新しいサービスに対し非常に敏感。そこで、従来なかったサービスをいかにして地域のお客様に知ってもらえるかが鍵と考えました。そのひとつが、お客様との対話時間を多くとること。少しでも当店でのお買い物を楽しいもの・便利なものと感じていただける方法を現在従業員と日々模索中です。そのほか、商品力の向上をテーマに、地域特産物(果物や野菜)、花、家電などの新カテゴリの商品開拓に合わせ、イベントの開催や、地域メディアへの露出、個店チラシや刊行誌の作成などを行い、将来的には滝川市内に地域の特色を生かしたサツドラムーブメントを起こしたいと考えています。経営理念である「健康で明るい社会の実現に貢献する」にのっとり、地域の方々やお客様はもちろん、従業員も健康で明るく暮らせる後押しをすることが私の使命。周りの人々が「笑顔」を絶やさずに明るくいられるよう、私自身が100点の「笑顔」でお客様をお待ちしております。