―ハニー食彩館について伺います。
ハニー食彩館は、ハニーグループを構成する13企業のうちのひとつ、株式会社片町フードセンターが展開する食品スーパーマーケットです。やしろ店は本年5月11日オープンした、8店舗目の新店になります。ハニーグループは各店舗を運営するそれぞれ異なる企業が、地域社会への貢献、お客様本位の商い、共存共栄といった基本理念に賛同、ハニーグループのコンセプトである「異体同心」のもと、その考え方を共有し、一致団結しています。
―やしろ店の周辺の環境は?
やしろ店は自社の8店舗の中でも、一番の激戦区となる商圏エリアに位置しています。競合店も多く厳しい環境の中ですが、お客様にとっては比較できるお店が多いということになります。言ってみれば、他店に比べて最初の印象が良ければ、2度3度・・・とリピーターになっていただくチャンスがあるということです。これは新店の強みでもあります。ですから、まずはスタッフ全員で接客を徹底することを目標として、お客様にまた来ていただけるような売場作り、親しまれる店作りをしていきたいと考えています。
―商品作り、売場作りの特徴などを。
当店では「食彩館プレミアム」という商品のレベルを設定して、ひと目でわかるように独自のシールを貼っています。これは、私たちが自信を持ってお客様に提供するこだわり商品であることの証です。「食彩館プレミアム」の基準となるのは、まず味です。味にこだわって商品の素材やレシピも選定します。次に時間、つまり時短です。共働きの多い福井県のお客様に喜んでいただけるよう、手間をかけずにすぐに食べられるよう工夫した商品であることです。そして価格。おいしい商品をお求めやすい価格で販売することは大きなポイントです。
―次に各部門の商品をご紹介ください。
青果部門では毎日、その日市場に並ぶ新鮮な野菜を仕入れ販売しています。特に現在は福井県坂井市の地場野菜を、『元気、新鮮、おいしさいっぱいの“なっぱランド”』と銘打って販売しています。品数も、毎日豊富に12品を取り揃え、お客様の興味をひく工夫をしています。今後は、福井市内の地場野菜へも仕入れを拡大する予定です。さらに毎週月曜日を「青果の日」として認知度を高めていただけるよう、お値打ち商品を取り揃えて販売しています。鮮魚では、地元鮮魚はもとより、各地から産地直送の鮮魚を取り入れるなど、鮮度管理を徹底して、新鮮かつリーズナブルな価格で提供しています。また精肉では、お客様の目線に立ち、新鮮な和牛、豚肉、鶏肉を中心に、商品の特性やレシピなどの情報を、ライブ販売などでわかりやすく伝えることを心がけています。
―ハニー共通ポイントの活用について。
毎週火曜日は「シルバー会員様デー」として、60歳以上のシルバー会員の方を対象に、1,000円以上のお買上げで30ポイントを進呈するほか1,500円以上のお買い上げで1回ガラガラ抽選に参加いただけます。水曜日と金曜日は「ピンクレシート」の発行と交換日となっており、10,800円分のピンクレシートで500円のお買物券と交換できます。また木曜日と日曜日は「ポイント増量日」となっています。そして金曜日は「子育て応援デー」として1,000円以上のお買上げで30ポイントを進呈いたします。こうした共通ポイントの活用は、お客様とお店をつなぐ、重要なコミュニケーションという側面を持っています。私自身も、日々従業員とのコミュニケーションを忘れずに、と心がけていますが、同時にスタッフ全員が常にお客様と向き合い、接客スキルを向上させることで、お客様から親しみやすく、買いやすいと言われる店にしていきたいと願っています。