現金よりクレジット・電子マネー!
―既存店との違いについて。
群馬町店は、吉井店以来12年ぶりの新築店舗です。周辺地域は、ほかの店舗の周辺環境とは大きく異なり、人口集中度が高く、高崎市の人口約40万人のうち5万人近くが居住している地域となります。この少子化時代に小学校が増えているという、市内で一番の人口増加地域です。
―お客様の特徴について。
この周辺は高崎市とセコムが協力したホームセキュリティの加入率が非常に高く、中間層からアッパーの方が多い地域と言えるでしょう。支払い方法もクレジットと電子マネーの利用率が現金より多く、急遽全レジが対応できるように段取りしたほどです。当然ポイントへの関心も高く、開店前から入会手続きに来られるので驚きました。
生鮮にパワー集中!青果、鮮魚の直送を強力に推進!
―商品についてお聞かせください。
私どもの強みである生鮮をさらに強化していきたいと考えています。まず青果では、契約農家や愛媛県からノーワックスみかんの仕入れを始めました。鮮度が落ちにくく、とにかく美味しいのが特長です。また、今回は京野菜の産直も開始しました。きっかけは運送会社との会話の中から、毎日京都から届く中継便に合わせる形で仕入れが実現したものです。鮮魚では、新たに金沢直送の仕入れルートを開発しました。毎日、金沢中央市場の情報がラインで入るようになっています。たとえ日本海側がシケの場合でも、毎日便がある築地やほかの産地から仕入れることで、極力お客様に不便をかけないフォロー体勢を心がけています。今回のオープンでは鮮魚の目玉として、寒ブリを20本、破格で仕入れることができました。そのほか、マグロには特に力を入れ、全国有数の築地マグロ専門仲卸の太海さんと提携して、より良い状態のマグロを提供しています。寿司については、産地直送の鮮魚を使って同時に商品化することで、従来にもまして鮮度の高い商品を提供できるようになりました。
自社ブランド、パワーポーク誕生!
―精肉部門について。
精肉の柱である豚肉は、20年間継続する榛名ポークの契約農場に加え、新たに契約農場を3か所増やしました。より良い状態の豚肉を選べるメリットがあるからです。その生産者とカット工場(株式会社クリマ)との提携によりオリジナルブランド「うおかつパワーポーク」が誕生しました。この工場は、現場の設備は常にピカピカ。掃除に3時間という徹底ぶりで、菌数の少なさは全国有数です。パワーポークが、極めて安全・安心、美味しいブランドとして受け入れられると嬉しいですね。